韓国代表ソン・フンミンの“酷使”にトットナムサポーターが悲鳴 「誰か彼に休息を!」
代表戦に比重が置かれ、リーグ戦欠場が続くソン・フンミンにファンは「戦々恐々」
韓国代表FWソン・フンミンはアジア大会優勝で悲願の兵役免除が決まり、歓喜に浸った一方で、所属クラブであるトットナムのサポーターは酷使に悲鳴をあげている。英サッカーサイト「90min」は「『誰か彼に休暇を!』 親善試合で勝利の主将ソン・フンミンに反応」と特集を組み、“現場の声”を紹介している。
U-23韓国代表は現地時間1日、アジア大会決勝で延長戦の末にU-21日本代表を下し、2大会連続の金メダルを獲得した。韓国では全ての男性は28歳の誕生日を迎える前に、21カ月間の兵役に従事する義務があるが、26歳のソン・フンミンは“ラストチャンス”で念願の兵役免除を勝ち獲った。
ソン・フンミンは大会後に韓国へ一時帰国し、今度は7日のコスタリカ戦、11日のチリ戦に臨むA代表チームに合流。コスタリカ戦では後半38分までプレーし、MFナム・テヒ(アル・ドゥハイル)のゴールをアシストするなど2-0の勝利に貢献している。
充実の代表シーンとは対照的に、クラブシーンではプレミアリーグ開幕戦以降、出場はない。記事によれば、トットナムサポーターはロシア・ワールドカップ(W杯)から代表でフル稼働が続くソン・フンミンの“酷使”に警鐘を鳴らしており、インターネット上で飛び交う“切なる声”を紹介している。
「誰かヘトヘトな彼に休暇を与えてやってくれ!」
「この試合は彼を休ませるチャンスだったのでは?」
「韓国に彼を今すぐ休息させるよう伝えてくれ」
アジア大会だけでなく親善試合にも出場しているソン・フンミン。トットナムサポーターは「ヘトヘトに疲れさせる代表スケジュールがいまだ終わっていなかったことに戦々恐々としている」と綴り、新シーズン開幕直後の疲弊具合に頭を抱えている様子だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)