クロップが主役!? ドルトムント守護神の引退セレモニーで元指揮官の“凱旋”に海外注目
昨季限りで現役引退したヴァイデンフェラーの引退セレモニー開催 笑顔の香川の姿も
ドルトムントで活躍した元ドイツ代表で、昨季限りで引退したGKロマン・ヴァイデンフェラーの引退セレモニーが現地時間7日に開催され、ユルゲン・クロップ監督(リバプール)や元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(J1ヴィッセル神戸)ら豪華な顔ぶれが集結した。
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ヴァイデンフェラーは2002年にカイザースラウテルンからドルトムントに加入。ブンデスリーガ、DFBポカールともに優勝2回を経験し、2008年に就任したクロップ監督も在籍した7年間でゴールマウスを託し続けた。
引退セレモニーではそのクロップ監督やドルトムントの元同僚に加え、優勝を果たした2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)の同僚ポドルスキやドイツの皇帝ミハエル・バラック氏ら豪華な顔ぶれが集結。クラブの歴代選手による「ドルトムント・オールスターズ」と、その他のゲストによる「ロマン&フレンズ」で特別試合が行われた。
試合では本来GKのヴァイデンフェラーが前線まで駆け上がると、相手GKとの1対1で冷静に左足のシュートを流し込み、サッカー人生で初のゴールを体験。対戦相手を含めたピッチ上の選手たちが祝福に駆け寄った。
ドルトムント公式ツイッターは、「ドルトムント・オールスターズ」の入場シーンの映像を公開。日本代表MF香川真司がピッチサイドから笑顔で見届ける様子が収められている。
一方、ドイツ紙「WAZ」は「ドルトムントの観衆を最も魅了したのはクロップだった」と、クラブの黄金期を築いたドイツ人指揮官の登場に会場が沸いたことを紹介。フランス紙「レキップ」も「ヴァイデンフェラーの記念日にクロップがドルトムントのベンチへ帰還」と、「ドルトムント・オールスターズ」の指揮を執った男に熱視線を送っていた。