INAC京川舞、“負けず嫌い”の努力家ストライカーが見せる「変化」と「進化」

自身が中心となっての優勝へは強い思いがある【写真:井上智博】
自身が中心となっての優勝へは強い思いがある【写真:井上智博】

「勝って、『負けず嫌いなんだ』って言ってみせます!」

 京川はINAC加入6年間でリーグ優勝2回、皇后杯優勝4回、リーグカップ優勝1回を経験しているものの、当時は偉大な先輩たちの後についていく立場だった。それだけに、自分が中心となっての優勝へは強い思いがある。

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「INACでやってきて、しばらくリーグタイトルを獲れていない。まだ、自分がしっかり関わって優勝したことがないので、試合に出て、何かしらチームの力になってタイトルを手にしたいです。私、負けず嫌いなんですけど、『勝たないと負けず嫌いと言えない』と松田さんに言われたんです(苦笑)。だから勝って、『負けず嫌いなんだ』って言ってみせます!」

 勝たないと――。松田前監督には、チームの優勝はもちろん、京川に自分自身との戦いに勝って、さらに成長してほしいという思いもあったのだろう。この大きなミッションをやり遂げた時、京川は追い求める理想の選手像にまた一歩近づけるはずだ。

(FOOTBALL ZONE編集部・小田智史 / Tomofumi Oda)



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