なでしこ佐々木監督、東アジア杯2連敗に「まだまだ甘い」

終盤失速に苦言

 なでしこジャパンは、中国・武漢で行われている東アジアカップで、初戦の北朝鮮戦に続き、第2戦の韓国戦も1-2で逆転負けを喫した。試合直後、チームを率いる佐々木則監督は「本当にいい勉強になっている」と、試合を振り返った。
 
 この日は、先発メンバーを北朝鮮戦から9人入れ替えた。しかし、この日も韓国を相手にまたも、終盤に守備陣が安定せずに2失点。指揮官もまだまだ甘さが残ると、厳しい言葉を残した。
「第1戦の反省を踏まえてやってくれたんですけど、どうもこのところ終盤に我々に点が入らなくて、相手に(シュートを)ゴールマウスに入れられてしまう。その辺 が、まだまだ彼女たちの甘さだと思う。本当にいい勉強になっている」
 この日は今大会、追加招集のMF中島依美(INAC)が前半30分にミドルシュートを決めて先制。しかし、その後は決定機を何度か作ったものの、追加点を奪えず逆転負け。指揮官は攻撃陣の決定力不足を嘆いた。
 
「シュートへの意識が足りない。冷静になって仕留めるというところ、最後のパス、仕掛けのミスが多い。残念です、よく頑張ってくれているんですけど」

 

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