日本代表、“ポスト・長谷部誠”問題 「そこが一枠空いた」――熾烈な競争の行方は?
「もちろん僕もそこで出たい」「中心にならないと」 “ポスト長谷部”の有望株は…
広島時代に指揮官の指導を受けた青山は、いわば“森保チルドレン”の一人だが、4年後のワールドカップ時には36歳となっている。その点で25歳の遠藤、22歳の三竿らは有望株と言えるだろう。
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今夏浦和からベルギー1部シント=トロイデンに移籍した遠藤はボランチでプレーしており、「もちろん僕もそこで出たいという思いを持ったなかでベルギーに行ったのもある」とポジション奪取に燃えている。紅白戦でも積極的にボールを受けては捌き、前方に鋭いパスを通してリズムを生み出した。
一方、「今までは呼ばれることでひと段落していた。今回は試合に出て勝利のために戦うことを一番意識している」と語るのが三竿だ。ロシアW杯直前、5月30日の国際親善試合ガーナ戦のメンバーに招集されるも、翌日発表の大会登録メンバー23人から落選する憂き目を見た。「自分が中心にならないといけないと思っている」と自覚を覗かせるなか、紅白戦では持ち味のタイトな守備も披露している。
海外組、大島と山口らが不在のなかで森保監督に猛アピールするのは誰か。“ポスト・長谷部”の争いにも注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)
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