チェルシー新監督サッリ、ナポリ解任の仰天エピソード告白 「テレビをつけると…」
ナポリ関係者と夕食中にテレビを通じてアンチェロッティ監督の招聘を知る事態
マウリツィオ・サッリ監督は今季からチェルシーの新指揮官となり、プレミアリーグでは開幕4連勝と最高のスタートを切った。59歳の名将は、昨季まで率いていたナポリでは自身の解任をテレビで知ったという事実を明かした。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
サッリ監督は2015年にエンポリの監督を辞任してナポリへ。3シーズン率いたナポリで評価を高め、ビッグクラブ注目の存在となった。去就に注目が集まっていたなか、ナポリは5月下旬にサッリ監督を解任し、カルロ・アンチェロッティ監督の招聘を決定した。サッリ監督にとっては寝耳に水の出来事だったという。
「私はクリスティアーノ・ジュントーリ(ナポリのスポーティングディレクター)のアシスタントと夕食をとりながら、来季もチームに残るべきかどうかを話し合っていたんだ。そして、テレビをつけると、アンチェロッティがフィルマウロ(ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長の映画製作会社)で監督になるところだった。良い気分ではなかったよ」
間接的に退任を知ることになったサッリ監督。胸中穏やかではなかったようだが、「今はチェルシーでハッピーだ」と語るなど、チェルシーでの仕事には満足しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1