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「全てが災難だった」 スペイン代表復帰のモラタ、無念のロシアW杯落選を回想
夢の舞台だったW杯初出場を逃すも、ロペテギ前監督を「不愉快に思うことは特にない」
チェルシーのFWアルバロ・モラタが、UEFAネーションズリーグのイングランド戦(8日)、クロアチア戦(11日)に臨むスペイン代表メンバーに選出された。今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)で無念の落選を経験したストライカーは「本当に辛かった」と胸中を語った。スペイン紙「マルカ」が伝えている。
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W杯直前にフレン・ロペテギ監督を電撃解任し、フェルナンド・イエロ監督の下で大会に挑んだスペイン代表。グループリーグこそ突破したものの、決勝トーナメント1回戦で開催国ロシアに延長戦の末に敗れてベスト16で姿を消した。自身初のW杯出場を逃した25歳のモラタは、当時をこう振り返っている。
「昨季はハッピーではなかった。全てが災難だった。夏にテレビでW杯を見るのは本当に辛かった。(W杯は)最大の夢の舞台だからね。すごく苦しい時間だった」
メンバー落選を決めたフレン・ロペテギ前監督に関しては、「不愉快に思うことは特にない」と断言。「今はレアル・マドリードにいるんだ。幸運を祈るよ」と、かつての指揮官の新たな挑戦にエールを送った。そして、「過去のことを考えても仕方ない。次のW杯に出られるように全力を尽くす」と4年後のカタールW杯に向けて力を込めている。
また、記事では7月に就任したばかりのルイス・エンリケ監督の印象についても語っている。
「会話をしてみて、良い監督だと思った。とても誠実な人間で、勝利を望んでいると思う。激しさとチームプレー、アグレッシブなプレーを選手に求めている」
モラタはエンリケ監督のお眼鏡にかない、今夏の悔しさを晴らすことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)