「テレビをぶち壊そうかと…」 チェルシーDF、“蚊帳の外”のCL抽選会に悔しさ爆発
マルコス・アロンソが母国メディアで本音、自らの去就報道にも言及
今季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)は、先月30日に組分け抽選会が実施されてグループステージの全対戦カードが決まり、今月18日から熱戦の火ぶたが切られる。プレミアリーグからはトップ4までのクラブにCL出場権が与えられるため、昨季5位のチェルシーに所属するスペイン代表DFマルコス・アロンソは、テレビでこの抽選会の模様を見届け、悔しい気持ちを募らせたとスペインのラジオ局「オンダ・セロ」で語った。
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チェルシーは昨季、FAカップで優勝を飾ったものの、リーグ戦ではマンチェスター・シティとユナイテッド、トットナム、リバプールの後塵を拝し、2年連続のCL出場権を手にできなかった。アロンソは「オンダ・セロ」で、「昨季はもっと良いはずだった。今シーズンCLに出られないなんて残念だ」と、一昨シーズン王者として臨みながら不本意な成績で終わったことを悔やみ、「自分のチームがいないCLの抽選会を観て、テレビをぶち壊そうかと思った」と冗談交じりにコメントした。
今季のCL出場は叶わなかったが、UEFAヨーロッパリーグ参戦を控えるチェルシー。同選手は「今年戦って、プレミアリーグを制し、(来季の)CL出場権を得るためのレッスンなんだと願っている」と意気込んだ。
また、アロンソは今夏にレアル・マドリードへの移籍が噂されたベルギー代表MFエデン・アザールにも言及。「アザールがマドリードに行くなんて想像もしなかった。本当に興味があったかどうかは分からないけど、彼も彼の家族もここにいられてすごくハッピーだよ」と述べた。
噂と言えば、アロンソ自身も今夏、レアルとパリ・サンジェルマン(PSG)移籍の可能性が報じられていた。だが同選手は、「この夏に自分がチェルシーを離れるのは考えられない。クラブが僕を売りたいと思っていない限り、残留することが僕の望みだ。サッカーを引退したらスペインに戻る。でも今は、チェルシーで(契約が)あと3年間残っているし、ここにいられてすごく幸せなんだ」と、自らの去就報道を一蹴していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)