ドルトムント新加入のDFディアロ、「スタジアム」と「監督の細かさ」に仰天

今夏、ドルトムントに加入したDFアブドゥ・ディアロ【写真:Getty Images】
今夏、ドルトムントに加入したDFアブドゥ・ディアロ【写真:Getty Images】

マインツから今夏移籍のU-21仏代表DFディアロ、「信じられない雰囲気」と衝撃

 今夏、ドルトムントに加入したフランス人DFアブドゥ・ディアロは、“黄色い壁”で有名なスタジアムと、ルシアン・ファブレ監督の“細かい指導”に仰天したようだ。フランス紙「レキップ」に語った内容を、ドイツ誌「シュポルト・ビルト」が伝えている。

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 移籍金2800万ユーロ(約36億3000万円)でマインツからドルトムントに移り、2023年までの契約を結んだディアロは「レキップ」のインタビューに対応。移籍して一番驚いたことを問われると、「あのスタジアムだよ。信じられない雰囲気。耳が痛くなるほどだよ」とコメント。マインツ在籍時に対戦したのとは異なり、約8万人の観衆で膨れ上がる本拠地ジグナル・イドゥナ・パルクの様子に、驚きを隠せなかったという。

 また、ディアロにとってのサプライズはそれだけではなかったようだ。「監督もそうだよ。ディテールにこだわるからね」とファブレ監督の“細かさ”を挙げている。

 ファブレ監督は細部にまで目を配ることで有名で、CKの際のポジション取りや、ボックス内での動き方を正確に定め、相手のFKの際に壁が飛ぶタイミングも指示するほどだ。現役時代に司令塔を務めていた同監督は、守備陣に対して1対1でどう動くべきかを実演することもあり、選手たちの足の位置などにも注意を払っているという。

 ディアロは「最初の練習の週で、僕の手の様子について監督と話をした。僕のプレーを見た監督から、『あなたは拳を作ってプレーしているね』と言われたんだけど、そんなの気にしたことなかった。すると監督は「あなたの手は、バランスを取ったり、ボールをガードしたりするのに役立つ』と言ったんだ」と、早速“ファブレ流”の洗礼を受けている。

 なお、ディアロによればファブレ監督は選手に対して「きみ」ではなく「あなた」と敬語を使って話すとのこと。まだ22歳のディアロにとってはこれも驚きの一つだったようで、「最初はおかしな感じだった」と明かしている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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