レアルMFセバージョス、ジダン元監督への不満激白 「苛立ちを感じていた」
昨季までチームを率いたジダン監督の起用法に言及「ちょっと腹が立つし、傷つくよ」
レアル・マドリードMFダニ・セバージョスは、ジネディーヌ・ジダン前監督から受けた“仕打ち”を今も忘れていないようだ。起用してもらえなかった悔しさをスペイン「ラジオ・マルカ」に激白している。スペイン紙「マルカ」が伝えた。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
セバージョスは昨季、国王杯では起用されたものの、リーガ・エスパニョーラと欧州チャンピオンズリーグではほとんど使われず、メンバー入りも稀だった。同選手は昨季を振り返り、「レギュラーシーズンの間、僕はジダン監督に対して不満と苛立ちを感じていた」と率直に語っている。
セバージョスは続けて「シーズン中、(トニ・)クロースと(ルカ・)モドリッチが怪我をしたことがあった。でも、彼(ジダン前監督)は僕を使わず、プレースタイルを変えて他の選手を使ったんだ。ちょっと腹が立つし、傷つくよ。僕らはバルセロナに15ポイント差をつけられていて、残るはチャンピオンズリーグしかなかった。でも僕はその戦力にも入れなかったんだ」とコメント。起用を見送られ続けた昨季について、悔しい胸の内を明かした。
それでも同選手は、新指揮官のフレン・ロペテギ監督の下で心機一転を誓っている。「昨季は僕にとって良いシーズンじゃなかったけど、あの状況のおかげで選手として僕は成熟した。僕の目標は、前も言ったけど、レアル・マドリードで成功を収めること。今はクラブにお返しをしたい」と意気込みを口にしている。
ロペテギ監督について「去年とは違うスタイルだ。彼はボールにこだわるチームを求めている。ポゼッションが高く、攻撃への嗅覚を見せるプレーが好きなんだ」と語ったセバージョス。新監督の下、今季はリーガ・エスパニョーラ開幕戦で先発出場を果たしている。このまま出場機会を増やすことができるか注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)