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オランダの英雄スナイデル、代表引退試合で涙 恩師や盟友から惜別メッセージ
ペルー戦に先発出場 引退セレモニーでモウリーニョ監督やロッベンからメッセージ
アル・ガラファのMFウェスレイ・スナイデルが現地時間6日、自身のオランダ代表ラストマッチとなるペルー戦に先発出場した。同国史上最多134キャップ(31得点)を記録してオレンジのユニフォームを脱ぐことになったレジェンドに、チームメイトや監督らも惜別のエールを送っている。
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スナイデルはキャプテンマークを巻いてスタメン出場し、後半17分までプレーした。交代時にはスタジアム中からスタンディングオベーションで送られた。試合はFWメンフィス・デパイ(リヨン)の2得点でオランダが2-1で勝利した。
引退セレモニーではピッチ上にソファやテーブル、テレビが置かれ、スナイデルは家族と一緒に特別ビデオを鑑賞。2010年に三冠を成し遂げたインテル時代の恩師であるジョゼ・モウリーニョ監督や、MFアリエン・ロッベンなど錚々たる顔ぶれからのメッセージを受け取り、目に涙をためていた。
また、SNS上でもスナイデルへのメッセージが続々と送られた。スナイデルと同世代の元オランダ代表MFラファエル・ファン・デル・ファールトは、自身のツイッターで試合前に「オランダのアイコンであり、僕の親友がオランイェ(オランダ代表)で最後の試合をプレーする。彼はまたヘディングで得点すると確信しているよ」とエールを送った。
バルセロナのGKヤスパー・シレッセンは試合後にスナイデルと抱き合う写真などをツイッターに投稿し、「素晴らしい勝利!全てをありがとう」と感謝の気持ちを綴った。またアヤックスのDFダレイ・ブリントも「ありがとう、スナイデル」と母国の英雄を讃えている。
偉大なレジェンドがまた一人、国際舞台に別れを告げた。