「香川に火がついた!!!」 練習試合での2アシストをドルトムントファン称賛
独3部オスナブリュックに6-0大勝 香川はインサイドハーフで躍動
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは現地時間6日、オスナブリュック(3部)とテストマッチを行い、6-0で大勝した。この試合では香川がフル出場を果たし、2アシストをマーク。大量点を演出した一人となり、ファンから称賛の声が相次いだ。
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ルシアン・ファブレ監督はこの日、4-3-3システムを用いて香川を右インサイドハーフで起用。すると早くも開始9分、香川のクロスからFWヤコブ・ブルーン・ラーセンが決めて先制に成功する。香川は24分にもラーセンのこの日2ゴール目を演出しており、ドイツメディア「sport.de」はその様子を「ナイスプレー! カガワが中央でドリブルし、ペナルティーエリア手前でチームメイトを確認。ブルーン・ラーセンがカガワのパスを受け、12メートルの位置から叩き込んだ」と伝え、ドイツ誌「キッカー」も「気前の良いカガワ」と小見出しをつけて連続でのアシストを報じた。
チームはその後、ラーセンとセルヒオ・ゴメスが加点し、前半32分までに4-0と圧勝ムード。そして迎えた同42分、ゴール正面でパスを受けた香川がチップキックで相手守備の裏にボールを通し、それをMFマリオ・ゲッツェが折り返してラーセンがこの日4点目。チームはその後1点を加え、大勝を飾った。
ゲッツェとともに2ゴールをアシストした香川について、ドルトムント公式ツイッターの返信欄には「カガワを(ブンデス)リーガでプレーさせて」「ラーセン、カガワ、ロイスだったら最高の前線」「ブルーン・ラーセンは4ゴール決めたけど、カガワのおかげ」など称賛の声が寄せられた。「カガワに火がついた!!! マスタークラスのプレーだ。ブンデスでは(マフムード・)ダフードじゃなく、彼がスタメンになるべきだ!」というコメントも見られた。
ファブレ監督が好んで使う4-3-3システムでは居場所がないと、ドイツメディアに指摘されてきた香川。しかし、この日はそのシステムでも機能することをしっかりと見せつけている。