ドイツ守護神ノイアー、W杯惨敗後の“自問自答”を告白 「自らの責任を感じていた」
フランス戦で再始動のドイツ代表選手がW杯早期敗退を振り返る
ドイツ代表は今夏のロシア・ワールドカップ(W杯)に前回大会王者として臨みながら、グループリーグ初戦でメキシコに0-1、第3戦で韓国に0-2で敗れるなど1勝2敗の成績で終わり、史上初の1次リーグ敗退の屈辱を味わった。失意の敗退から約2カ月、ドイツは6日にミュンヘンで開催されるUEFAネーションズリーグのフランス戦で再スタートを切るが、GKマヌエル・ノイアーはW杯の屈辱的敗戦について「自らに問いかけた」と語ったと、スペイン紙「AS」が報じている。
ヨアヒム・レーブ監督が続投することになったドイツは、6日のUEFAネーションズリーグ開幕戦でロシアW杯覇者のフランスと対戦する。
記者会見でノイアーは、「我々はW杯敗退のことは忘れて、前に進もうとしている」と述べ、「あのようなパフォーマンスと結果で、自分に問いかけた。他の選手も皆、同じようにしたと思う。選手全員が監督やすべてのコーチングスタッフと同じく、自らの責任を感じていた」と敗退後の様子を振り返った。
「先週、すべてのシチュエーションの分析結果が明かされて、非常に詳細なものだった。もちろん後の祭りだが、私たちにとっては自分たちの結論を見出して前位に進むこと、必要な問題に取り組むことが重要。そうすることで、もう一度サッカーで成功するために、前向きに正しい方向を向くことができるんだ」
また、ドイツ代表FWユリアン・ブラントは、「チームと言うと選手のことばかりが話題となるが、監督もチームの一員だ。全員がチームのために戦っていたし、チーム一丸となって戦いたいと思っている。彼(監督)に我々のベストパフォーマンスを見せ、まだ我々に期待していいということ、そして我々も彼に期待できるということを証明したい」と、次戦に向けて意気込んだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)