イニエスタも驚いた大型台風 「来日後最も危険な瞬間」とスペイン紙が報道
「イニエスタは愛する人たちを安心させたかった」と推察
関西方面を直撃した台風21号によって関西空港につながる連絡橋にタンカーが衝突して通行不能になるなど、甚大な被害が広がっている。ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、この大型台風に驚きを隠せなかったようだ。自身の公式インスタグラムで台風上陸の動画を更新。母国のスペイン紙「AS」は、「来日後最も危険な瞬間」と報じた。
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イニエスタは自身が居住する高層ビルから大阪湾方面に向かって、台風が通過する様子を4度にわたって投稿。スペインでは、なかなかない暴風と大雨の様子を逐一伝えた。これに同紙が反応し、次のように記している。
「イニエスタは日本に住んで以来、最も危険な瞬間を経験した。台風は彼の住む土地に直撃し、上陸前、上陸中、台風が去った後の様子を配信している。約100万人に対して避難勧告がされ、風速は時速にすると、なんと216kmにも達するという。そのなかでイニエスタは上陸を発表した日本のテレビ映像、上陸中、強風が過ぎ去り、徐々に神戸が平穏を取り戻す動画を配信した」
緊迫感のある映像は、イニエスタ人気が高いスペインの人々にとっても衝撃的なものに映ったようだが、「この映像を送ることで、イニエスタは日本に来た台風に対しても愛する人々を安心させたいと思ったのだろう」と推察している。
自然災害が多い日本だが、関西地方に台風が直撃するのは稀なケース。イニエスタ、そしてスペインメディアにとっても今回の強風と豪雨は、大きな驚きだったに違いない。