「僕は足を失うところだった」 悪夢の重傷を乗り越えたイングランド代表DFが告白

ユナイテッドDFルーク・ショー【写真:Getty Images】
ユナイテッドDFルーク・ショー【写真:Getty Images】

3年前に右足を複合骨折したユナイテッドDFショーが当時を振り返る

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFルーク・ショーは、2015年に右足の複合骨折という重傷を負い、長期離脱を余儀なくされた。今季復活を遂げてレギュラーに返り咲いたレフティーは、当時を振り返って「足を失うところだった」と語っている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。

 2015年9月に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のPSV戦で、ショーはDFエクトル・モレノからスライディングタックルを浴びて右足を骨折。そこから16年7月に実戦復帰を果たすまで、約10カ月の長期離脱を強いられた。

 この重傷を負ってからは、トップパフォーマンスをなかなか取り戻せず、クラブでも出場機会が激減。ジョゼ・モウリーニョ監督からは辛辣な批判を浴びるなど、受難の時を過ごしてきた。ショーは改めて悪夢の負傷について「フットボールを辞めることについて、考えなかったと言えば嘘になるよ」と語り、こう言葉を並べた。

「僕は足を失うところだった。足を失う可能性があったことは、怪我をしてから6カ月後に医師から言われるまでは知らなかった。もし、それを知っていたとしても僕は諦めなかっただろうけどね。もしもドクターが心配だと僕に言っても、トライしていたはずだよ」

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