日本代表の次世代エース候補、MF堂安律が実感――欧州と日本の“決定的な違い”とは?
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代表初招集の20歳堂安、オランダ1部フローニンゲン2年目の今季開幕戦でゴール
森保一監督率いる新生日本代表が3日から札幌市内で合宿をスタートさせ、4日の合宿2日目からMF堂安律(フローニンゲン)ら欧州組4人が合流した。今季オランダで2シーズン目を迎える堂安だが、日本と欧州の違いについて「ゴール前の攻防の質が高い」と持論を展開している。
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ロシア・ワールドカップ後初始動となった日本代表に初招集されたのが、期待の20歳アタッカー堂安だ。昨夏にガンバ大阪からオランダ1部フローニンゲンに期限付き移籍すると、リーグ戦29試合9ゴールと活躍すると、今年4月にはクラブが“有望株”と判断して買い取りオプションを行使し完全移籍が発表された。2年目の今季も主力として開幕戦から出場すると、即ゴールを決めるなど存在感を示している。
19歳でオランダに渡った堂安だが、「コミュニケーションは自分の特徴」と豪語するだけあって新天地ではすんなり溶け込めたという。そんな若武者が最も困惑したのは「ヨーロッパと日本のサッカー観の違い」だった。
「今まで自分が感じてきた日本での課題が全く違って、ヨーロッパになるとまた違う課題が見えた」
1年目はサッカー面での適応を強いられたなか、欧州と日本の決定的な違いについて、「ヨーロッパのサッカーはゴール前の攻防の質が高い」と証言。さらに次のように続けている。
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