「アイツすげーなと…」 日本代表の新鋭、20歳MF堂安が下剋上宣言「年齢関係ない」
札幌合宿2日目から合流の堂安、「年齢は関係ない…僕は心の底からそれを思っている」
森保一監督率いる新生・日本代表が3日から札幌市内で合宿をスタートさせ、4日の合宿2日目からMF堂安律(フローニンゲン)ら欧州組4人が合流して招集メンバー23人が揃った。軽めの別メニュー調整となった堂安だが、トレーニング後には「年齢は関係ない」と初招集ながらも日本代表での下剋上を早くも宣言している。
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合宿2日目はミニゲームやクロス練習などを行ったなか、4日から合流の堂安、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF中島翔哉(ポルティモネンセ)、DF植田直通(セルクル・ブルージュ)の4人はランニングやストレッチなどで体を動かし、チーム練習を眺める時間が続いた。
代表初招集となった20歳の堂安は「すごい楽しみな気持ち」と率直な思いを明かしつつも、代表定着への野望を露わにしている。
「『年齢は関係ない』と言っている人たちがいますけど、僕は心の底からそれを思っている。口だけじゃなく、ピッチの中で、試合の中でそういうのを表現して『アイツすげーな』と思われるプレーをできたらと思っています」
ガンバ大阪下部組織出身の堂安は、高校2年生の2015年5月にAFCチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦FCソウル戦にて、クラブ史上2番目の若さとなる16歳344日で公式戦デビュー。同年6月のJ1第10節鹿島アントラーズ戦では、16歳11カ月18日でクラブ史上最年少Jリーグデビューを飾るなど早くから頭角を現した。G大阪下部組織の“最高傑作”とも称された逸材は、2017年夏にオランダ1部フローニンゲンへ移籍し、1年目にリーグ29試合9ゴールをマーク。今季も主力として開幕戦でゴールを決めるなど存在感を放つ。
森保体制の初陣となる7日のチリ戦(札幌ドーム/19時)で代表デビューを飾り、インパクトを残せるのか注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部・大木 勇 / Isamu Oki)