紳士トーレスの激昂に母国紙も驚き 判定&ハードタックルに「ついに怒りを見せた」
公式戦3試合連続ゴールはならず フラストレーションを溜めて主審に抗議も…
サガン鳥栖の元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは、公式戦3試合連続ゴールを狙った2日のJ1リーグ第25節FC東京戦(0-0)で不発に終わった。スペイン紙「マルカ」は「トーレスにとっては最高の日ではなかった。蹴りに遭い、イエローを突きつけられて激怒」との見出しで、“神の子”が試合中に見せた苛立ちにフォーカスしている。
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トーレスは8月22日の天皇杯ラウンド16・ヴィッセル神戸戦(3-0)で公式戦8試合目にして移籍後初得点を挙げると、26日のJ1第24節ガンバ大阪戦(3-0)ではJリーグ初ゴールをマーク。公式戦3試合連発が期待されたが、2日のFC東京戦では最後までゴールネットを揺らせなかった。
逆に、トーレスは前半17分、オフサイドの再開場所を巡って松尾一主審と口論に及び、移籍後初のイエローカードを受けてしまう。その後、FC東京のMF橋本拳人の激しいタックルに遭うなどフラストレーションを溜め、前半終了後も主審に詰め寄って抗議する場面が見られた。
記事では、トーレスが「ハードなファウルの対象となった」と、相手から強烈なタックルを何度も見舞われたことに触れ、「特に最後のファウルは足首を踏みつけるものだった」と危険なプレーがあったことを指摘。その一方で、トーレスが繰り出したタックルには厳しいジャッジが下ったため、「彼はついに怒りを見せた」と分析している。
試合中にトーレスが激昂するシーンは、彼の長いキャリアの中でも珍しい。思わず主審に詰め寄って抗議するほど、納得のいかない判定が重なった試合だったのだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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