バイエルン会長がPSGの強化責任者を痛烈批判 「SDを交代した方が良い」
ボアテング獲得に向けたエンリケSDの交渉方法に、ヘーネス会長が不満示す
ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンのウリ・ヘーネス会長が、夏の移籍市場でドイツ代表DFジェローム・ボアテングに要求額を満たさないオファーを送り続けたパリ・サンジェルマン(PSG)のスポーツ・ディレクター(SD)を痛烈に批判している。ドイツ紙「キッカー」が報じた。
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ヘーネス会長はPSGのアンテロ・エンリケSDに対する批判を展開した。それはロシア・ワールドカップ(W杯)でもドイツ代表のレギュラーとして出場したボアテングの獲得を持ちかけながら、バイエルンの要求額4800万ユーロ(約62億円)に対し、1000万ユーロ(約13億円)ほど低いオファーを何度断られても送り続けたからだという。
同紙に対しヘーネス会長は、「PSGに対しては、SDの交代をした方が良いとアドバイスしたいね。このレベルのクラブで仕事をする能力を満たしていないだろう」とエンリケ氏を痛烈に批判。まさかのSD交代のアドバイスを送るに至った。
結局、ボアテングの移籍交渉はまとまらず、新シーズンもバイエルンでプレーしている。PSGとしては、要求額を満たせばバイエルンが放出を認める可能性が高かったことがヘーネス会長の言葉から明らかになっているだけに、痛い補強失敗だったということになりそうだ。
今夏のPSGは、1年前にバルセロナからブラジル代表FWネイマールを獲得したような世界を騒がせる獲得はなかった。ヘーネス会長は、エンリケSDによる資金の使い方を皮肉めいた言葉で批判していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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