バルサDFアルバ、スペイン代表落選に本音吐露 「監督の悪口を言ったことなんて…」
ウエスカ戦で1得点1アシストを挙げるなど好調も、9月の代表メンバーから落選
バルセロナは現地時間2日、リーガ・エスパニョーラ第3節で昇格組のウエスカに8-2で大勝を収めた。1得点1アシストでチームの勝利に貢献したDFジョルディ・アルバだが、試合後に「なぜ代表メンバーに選ばれなかったのか分からない」と落選への思いを吐露している。スペイン紙「AS」が伝えた。
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ウエスカ戦では6-2で迎えた後半36分、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシからのパスを受けて今季リーグ戦初得点。「毎日自分をハッピーにしてくれる息子のためだった」と振り返った。一方でアルバは、8月31日に発表されたスペイン代表メンバー24人について、「ナショナルチームに復帰するのは僕の問題ではない。彼(ルイス・エンリケ監督)次第だ」と続けた。
「代表でプレーしたいと思ってきたのに、選ばれなかったことに驚いた。監督の決断だということは分かっているし、それをリスペクトしなければならない。でも、なぜ呼ばれなかったのか。自分が良くない状態だったらそう分かっているし、逆に良い時も分かっている。全てにおいて非常に良いコンディションなのに、監督の考えていることが理解できない」
スペイン代表はロシア・ワールドカップ直前にフレン・ロペテギ監督を解任してフェルナンド・イエロ監督が就任。そのイエロ監督も決勝トーナメント1回戦で敗れた後に辞任し、ルイス・エンリケ新監督が誕生していた。UEFAネーションズリーグで9月8日にイングランド、11日にクロアチアと対戦するが、招集されたメンバー24人にアルバの名前はなかった。
「ルイス・エンリケ(監督)の悪口を言ったことなんて一度もないし、関係も悪くない。過去のコメントを調べてみてもいいさ。絶対に彼を悪い監督と呼んだことはない。唯一言ったのは、もっと出場時間が増えたら、ということだけなのに……」
今季快調なスタートを切った29歳のアルバは、無念の落選を受け止め切れていない様子だった。
(FOOTBALL ZONE編集部)