プレミア名物の舌戦で幕開け モウリーニョが「彼らは哲学を置いてきた」

8日にプレミアリーグ開幕

 ポルトガル人指揮官は、敗戦の要因としてベストメンバーを組めなかったことや、ピッチ状態にも言及している。
「シャープさを欠いたことに関しては予測していた。何人かの選手、例えば(ラダメル・)ファルカオのような選手は1週間前に始動したばかりだ。ピッチもひどかったね。ボールの走りが悪く、天気も味方してくれなかった。まあ、これは両チームに言えることだから言い訳にはならないがね。アーセナルだって状態のいい、ボールの走るピッチが好きなことは知ってている」
 プレシーズンマッチで足を痛めていたFWディエゴ・コス タは、この試合を欠場していた。この点については「2日前には準備が整っていた。私は2日前に、彼はプレーする準備ができていると言った。準備はできていたんだ」と話しており、昨季リーグ戦20得点を挙げたエースは、直前になって再びコンディションに不安が出てきたことを明かしている。
「1試合というのは、あくまでも1試合であって、他の試合には関係ないと思っている。(ベンゲルとの通算)13試合というのはとても長かった。あるチームが勝利し、もう一方が負ける。これは当たり前のことだ」
 8月8日にはプレミアリーグが開幕する。敗れたチェルシーは、ホームにスウォンジー・シティを迎える。幸先のいいスタートを切ったアーセナルも、ホームでウェストハムと対戦することになる 。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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