モウリーニョがマンU“解任説”を否定 「クビにしたら、いくらかかるか知っているか?」
推定年俸21億円超の指揮官、ジョークを交えて解任の噂を一蹴
今季序盤の躓きから早くも解任説が報じられるようになっているマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督だが、そんな周囲の雑音などどこ吹く風だ。「私をクビにするのにいくら払わなければならないか知っているか?」とジョークも交えて、解任の噂を真っ向から否定した。英紙「テレグラフ」が報じている。
プレミアリーグ開幕戦でレスター・シティを2-1で下したユナイテッドだったが、そこからブライトンとトットナムに連敗。開幕3試合で2敗を喫したのは1992年以来となるクラブワーストタイ記録のスロースタートとなった。現地時間2日の第4節ではバーンリーに敵地で2-0と勝利して立て直したが、3年目のジンクスに挑むモウリーニョ監督への風当たりは強くなっている。
バーンリー戦後にはイタリアメディアの記者から、立場が揺らいでいるのではと指摘されるなど去就問題が過熱しているモウリーニョ監督。エド・ウッドワードCEOとの対立なども噂されるが、指揮官は解任説について真っ向から否定している。
「私の立場が危ういと言う人もいるが、私はそうは思っていない。もしも私をクビにしようと思ったら、彼らがお金をいくら払わなければならないか知っているか?」
モウリーニョ監督の年俸は1500万ユーロ(約21億40000万円)とも言われている。2020年まで契約を残しているため、解任すれば残りの契約期間分の給与を支払うことになるため、監督交代を選択すれば大きなコストがかかることになる。
テレグラフ紙は「ジョゼ・モウリーニョはマン・ユナイテッドが彼を解任すれば多額のコストがかかるとジョークを飛ばして、仕事の不安を否定」と報じていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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