アーセナルFWラカゼット、エメリ体制の成長を実感 「僕らは子供のように学んでる」
4試合8失点と守備に課題も、勝率を5割に戻して上昇気流「僕らは良くなっている」
アーセン・ベンゲル前監督による22年の長期政権が終わり、ウナイ・エメリ監督の下で新たなスタートを切ったアーセナル。開幕4試合を2勝2敗とやや不安定な戦いが続くが、フランス代表FWアレクサンドル・ラカゼットは「僕らは子供のように学んでいる」と語り、試合を重ねるごとの成長を実感していた。英紙「ガーディアン」が報じている。
マンチェスター・シティ、チェルシーと開幕2連敗スタートの苦しい立ち上がりとなった新生アーセナル。その後、ウェストハムに勝利して立て直すと、前節はカーディフに3-2で競り勝った。4試合で8失点という守備の不安定さに課題は残るが、勝敗をイーブンとしてようやく上昇気流に乗り始めた。
カーディフ戦で決勝ゴールを挙げたラカゼットは、「2敗したが、それでも全体的には良い状態だよ」とエメリ新監督の下でチームが成熟に向かっていると手応えを感じている。
「我々は多くのことを学んでいるが、監督はこのようなこと(守備のミス)が起これば失点してしまうと僕らに言っている。我々はミスを犯したが、子供たちのように学んでいる。これはOK。良いことだ。僕らは1週間ごとに良くなっているよ」
長期政権が終わり、アーセナルは大きな転換期を迎えている。困難なタスクを任されたエメリ監督だが、その仕事ぶりで選手たちの信頼をつかむことに成功しているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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