レアル好調の要因はロナウド時代の終焉!? 贔屓紙が分析「攻撃の責任を万遍なく分散」
開幕3試合10ゴールで3連勝 地元紙も新生レアルを評価「明らかに変わった」
レアル・マドリードはリーガ・エスパニョーラ開幕3連勝を飾り、宿敵バルセロナとともに快調なスタートを切った。特に目を引くのが攻撃力だ。3試合で10ゴールを挙げ、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)退団の影響を感じさせないが、贔屓紙である「マルカ」も“ロナウド後の新たな攻撃スタイル”を高らかに宣言している。
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レアルは現地時間1日のリーグ第3節レガネス戦で4-1の快勝を飾った。昨季ゴール欠乏症に陥った元フランス代表FWカリム・ベンゼマの2得点、ウェールズ代表FWギャレス・ベイルの3試合連続ゴールと、昨季までロナウドと「BBCトリオ」を形成した二人が結果を残している。開幕前の不安を吹き飛ばすようなゴールラッシュの要因は、フレン・ロペテギ新監督の采配にあると同紙は主張している。
「レアル・マドリードは明らかに変わったのだ。なぜならロペテギがサンチャゴ・ベルナベウに着任して以来、新システムの導入だけでなく“クリスティアーノ・ロナウド時代”の終わりがマドリードに新しい攻撃をもたらしたのだ」
記事では、ロナウドのポジションに入ったスペイン代表MFマルコ・アセンシオが前線に入る「BBAトリオ」が現状機能していること、また積極的なローテーション策を施すことでチームの質を落とさないことに注目。怪我がちだったベイルも稼働が続き、ベンゼマも献身的タイプから典型的なナンバー9に戻りつつあるとして、このようにも触れている。
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