ユナイテッドFWルカク、“悪夢の不振”脱却に自信 「チームの“違う一面”を見せる」
バーンリー戦で2得点を挙げて今季2勝目 モウリーニョ監督の下巻き返せるか
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間2日、プレミアリーグ第4節でバーンリーと対戦。ベルギー代表FWロメル・ルカクが2得点を挙げ、2-0で快勝を収めた。開幕戦以来の白星をチームにもたらしたルカクは、チームの「違う一面を見せる」と今後について語った。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
レスター・シティとの開幕戦に2-1で勝利したユナイテッドだが、その後は2試合連続3失点を喫する不安定な守備が露呈し、ブライトン(2-3)とトットナム(0-3)に連敗。開幕3試合で2敗を喫したのは1992-93シーズン以来のクラブワーストタイ記録と、最悪のスタートを切った。
そんななか、バーンリー戦の前半27分、ユナイテッドはチリ代表FWアレクシス・サンチェスのクロスをルカクが打点の高いヘッドで豪快に決めて先制。さらに、ハーフタイム間際にもイングランド代表MFジェシー・リンガードが放ったシュートのこぼれ球をルカクが押し込んで2点目を挙げた。
背番号9は試合後、チームのパフォーマンス向上はこれまでのトレーニングの賜物だと語った。
「これから人々は僕たちの違う一面を見ることになるだろう。ここ2週間の練習の成果が現れてくる。速いパス、背後へのランニング、動きとチャンスを増やすことだ。監督も望んでいる通り、メンタルはもう少し出す必要があるけどね。試合を通してもっとゴールを挙げるべきだったけど、前よりも良いプレーだったし、大きな改善が見られた」
スタートダッシュに失敗し、ジョゼ・モウリーニョ監督の早期解任も囁かれるユナイテッド。周囲の雑音をかき消すほどの巻き返しを見せたいところだ。
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