「彼は破壊屋?」 神戸FWポドルスキ、“一発退場タックル”の反響拡大「恐ろしい」
札幌戦の前半終了間際に足裏タックルで退場処分、相手FW都倉と口論も
ヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは、1日のJ1第25節北海道コンサドーレ札幌戦(1-3)に先発し、前半終了間際に危険なタックルで一発退場となった。ワールドカップで優勝を経験したレフティーのプレーを海外メディアも即座に報じたが、その反響は今も拡大。海を渡ったペルーでも取り上げられており、「彼は破壊屋になったのか?」「恐ろしい」と伝えている。
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試合は前半11分、MF駒井善成のクロスからFW菅大輝が頭で合わせて札幌に先制点を献上。反撃に打って出る神戸だが、前半アディショナルタイム3分に会場騒然のプレーが起きた。
神戸が左サイドのスローインを得ると、DFアフメド・ヤセルがボールを投げ入れ、下がり気味に受けたポドルスキがトラップ。しかし、コントロールを失敗してボールが流れると、こぼれ球に札幌MF深井一希が反応した。ポドルスキは体を投げ出してボールを奪いにかかるが、一歩遅れて足裏からタックルする形で深井と接触。これが危険なタックルと判断され、主審はすぐさまレッドカードを提示して一発退場となった。ポドルスキは驚きの表情を浮かべて抗議するなか、ピッチから去るように促した札幌FW都倉賢と一触即発の口論も繰り広げている。
海外メディアは試合直後から退場の一報を伝えたが、試合から時間が経っても反響は止まらないようだ。ペルーメディア「depor.com」は「恐るべきタックル」と動画付きで報道。「前半終了間際、ポドルスキは失ったボールを拾おうとして、恐ろしいタックルを相手選手にお見舞いした。レフェリーは考えることなく即座にレッドカードを提示し、彼を退場させた」と記している。
また同紙「ペルー21」は「彼は破壊屋になったのか?」と言及。さらに「フィールドを去ったのは、ヴィッセル神戸の10番だった。彼はクラッシュするまで諦めず、足を上げて相手にヒットさせた。札幌の選手が彼をピッチの外に促そうとすると、ポドルスキは怒りすらした」と一連の流れを紹介している。
元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの加入で注目度が一気に高まっている神戸だが、札幌に1-3と敗れてイニエスタ加入後初のリーグ戦連敗。そんななかでポドルスキの退場劇が大きくクローズアップされている。