C・ロナウドは「エゴイスト」 クロアチア監督がモドリッチを“祝福しない言動”を批判
モドリッチのUEFA最優秀選手賞受賞を祝福しないロナウドの行動を、ダリッチ監督が疑問視
レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチは、現地時間30日に行われたUEFA最優秀選手賞に選出され、この1年間の実績を識者、ファンから高く評価されている。その一方で、昨季までレアルのチームメイトだったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに対して、クロアチア代表監督が「エゴイスト」扱いしたのだという。果たして、その真意は――。
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モドリッチは昨季UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で前人未到の3連覇を達成したレアルにあって、中盤のプレーメーカーとして君臨。そしてロシア・ワールドカップ(W杯)では、決勝トーナメント3試合連続延長戦というハードスケジュールでも献身性と創造性を見せ続け、母国の準優勝、そして大会MVPの栄光を手に入れた。
その実績が認められてのUEFA最優秀選手賞の受賞となったわけだが、クロアチア代表で指揮を執るズラトコ・ダリッチ監督は式典での様子に少々納得できないようだ。スペイン紙「AS」がクロアチア紙「Sportske Novosti」のコメントを引用する形でこう伝えている。
「ロナウドはUEFAの式典に出席せず、ルカが栄光を得たことについてのコメントは私のそれに値するものではない。私が何を言っているかを証明するのみだ。ロナウドはエゴイストだし、決して彼を私のチームに所属させたいとは思わない」
自らの存在感を誇示するタイプのロナウドが、かつてのチームメイトの受賞を祝福しなかったことを不満に思っての言葉のようだ。なお、クロアチアにとってロシアW杯後最初の国際親善試合の相手は、現地時間6日の敵地ポルトガル戦となる。ロナウド対モドリッチだけでなく、ダリッチ監督との因縁の構図となるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)