“無尽蔵なイニエスタ”がプレミアで旋風 古巣監督が証言「バルサが欲しがっていた」
リバプールMFケイタがプレミア初挑戦で好パフォーマンスを披露「なんでもできる」
リバプールは今季プレミアリーグで開幕4連勝とスタートダッシュに成功している。前線は昨季と同様、エジプト代表FWモハメド・サラー、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、セネガル代表FWサディオ・マネの形成する強力3トップが猛威を振るっているが、中盤では新加入のギニア代表MFナビ・ケイタが輝かしい存在感を放っている。“イニエスタの後継者”と評されるアフリカのスターに、英紙「デイリー・ミラー」がスポットライトを当てている。
ケイタは昨夏RBライプツィヒから5275万ポンド(約76億円)でリバプールへの移籍が内定したことを発表し、今季から正式にチームへ加入した。本拠地アンフィールドの英雄であるスティーブン・ジェラード氏(現レンジャーズ監督)が着用していた背番号「8」を託されたことが、クラブからの絶大な信頼を物語っている。
その期待に応えるように、ケイタは開幕3試合連続で先発出場。縦横無尽なハードワーク、球際の強いボール奪取力に加え、FWさながらの得点力、中盤でリズムを作るゲームメイク力を備えており、初挑戦のプレミアでも安定した好パフォーマンスを披露している。
記事では「リバプールはナビ・ケイタがアンドレス・イニエスタとの比較に応戦していくことを望んでいる」と見出しを打って特集。昨季までRBライプツィヒを指揮し、2016年にザルツブルクからケイタを引き抜いたラルフ・ハッセンヒュッテル前監督は「バルセロナが実際にイニエスタの後釜としてケイタを欲しがっていたが、リバプールの熱意が勝った」とコメントしており、ケイタがイニエスタの後継者に指名されていたことを明かしていた。
page1 page2