ユーベ監督&同僚、“初ゴールお預け”のC・ロナウド擁護 「違った種類の困難に直面」

(左から)アッレグリ監督、ロナウド、マテュイディ【写真:Getty Images】
(左から)アッレグリ監督、ロナウド、マテュイディ【写真:Getty Images】

パルマに2-1勝利でチームは3連勝も、期待の新エースは不発続く

 ユベントスは現地時間1日のセリエA第3節の敵地パルマ戦で2-1の勝利を収めたが、開幕から3戦不発となったポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドについて、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は「イタリアでは違った種類の困難に直面している」とコメントしている。一方、フランス代表MFブレーズ・マテュイディは「僕らは彼を助ける」と全面協力を宣言した。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」などが報じている。

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 ロナウドはこの試合で、攻撃時には4-3-3の左ウイングとセンターフォワードの位置をクロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチと流動的に務め、守備時には4-4-2の2トップの一角でプレーした。チームは前半2分にマンジュキッチのゴールで先制し、一度は同点とされたものの後半13分にマテュイディの決勝ゴールで勝利している。

 開幕2戦目までで枠内シュート8本を放っていたロナウドだったが、このゲームではその2試合ほどにシュートチャンスがなかった。パルマの守備陣は徹底的にロナウドの右足の前を空けない守備を繰り返し、ロナウドもまたゴールから遠い位置でボールを受けようとする姿勢が目立つ悪循環になった。それでも、アッレグリ監督はロナウドのプレーに満足感を示している。

「(ロナウドは)イタリアサッカーの中では違った種類の困難に直面している。だけど、彼は良いゲームをプレーした。今はちょっとこんな感じの状況だけれども、今やってくれているプレーには満足している。この後の中断期間は彼の助けになるはずだ」  

 ロナウドはこの試合の後に控えるインターナショナル・マッチウィークで、ポルトガル代表への招集を辞退している。ロシア・ワールドカップ(W杯)後の休暇で全体的に始動が遅かったこともあり、この期間にコンディションを上昇させることができるのは好材料と言えそうだ。

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