レスター岡崎、移籍後初ゴール! 8日の開幕戦先発へ最後のアピール

2部バーミンガム戦で得意技がさく裂

 レスターの日本代表FW岡崎慎司は、現地時間1日、途中出場した英チャンピオンシップ(2部相当)のバーミンガムとの一戦で移籍後初ゴールを決めた。8日のリーグ開幕サンダーランド戦での先発出場に向けて最後のアピールを行った。侍ストライカーは、最高の形でプレシーズンを締めくくった。試合は、3-2でレスターが逆転勝利を収めている。
 この日、日本代表FWは、ベンチからのスタートとなった。格下相手に前半で2点を先行されたレスターだったが、後半に入って1点を返すと、同27分にイングランド代表FWヴァーディに代えて岡崎を投入。そして、その2分後、岡崎が獲得したフリーキックからMFドリンクウオーターがこぼれ球を押し込んで同点に追いつく。
 そして、後半38分には、日本代表のエースストライカーに待望の得点が生まれた。この日、DFフートのゴールもお膳立てしていたアルジェリア代表MFマフレズのクロスにダイビングヘッドで合わせた。岡崎らしい形で、移籍後初得点となるゴール。試合もそのまま終了。レスターは見事逆転勝利を収めている。
 
 マインツから今季移籍後、プレシーズンマッチで先発起用も多い中、ノーゴール続きだった岡崎。リーグ開幕前、最後のチャンスで結果を残し、定位置争いになんとか踏みとどまった。チーム内に実力者も多いが、ブンデスリーガで2シーズン連続2桁得点を記録したその決定力を発揮できれば、レギュラーの座も遠くはないだろう。
 レスターは1週間後に迫った8日のプレミアリーグ開幕戦で、ホームにサンダーランドを迎える。岡崎の新たな挑戦がここからスタートする。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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