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韓国ソン・フンミンの兵役免除にトットナムファン歓喜 「クラブとソンの関係は永遠」
因縁の日韓戦、延長戦で2アシストを記録して2大会連続金メダルで兵役免除を勝ち獲る
アジア大会男子サッカー決勝、U-23韓国代表は1日にU-21日本代表と対戦し、延長戦の末に2-1で勝利。大会連覇で兵役免除を勝ち取った。オーバエイジで参加したFWソン・フンミンが所属するトットナムは試合終了と同時にツイッターで「おめでとう、ソニー、勝者だ!」と祝福すると、ファンは「真の勝者がここにいる」「トットナムとソンの関係は永遠だ」と歓喜に包まれている。
日本が東京五輪を視野に入れたU-21代表チームで参戦する一方、韓国はU-23世代をベースに、ソン・フンミンというA代表のスーパーエースや海外組も招集するなど必勝体制で今大会に挑んだ。アジア大会で優勝すれば、選手たちは兵役免除の権利を手にできる。韓国では28歳の誕生日を迎えるまでに男性は21カ月の兵役に就く義務があり、26歳のソン・フンミンにとっては、今大会がラストチャンスという状況だった。
すでにプレミアリーグが開幕したなかで決意の大会出場となったソン・フンミンは、日本との決勝でもスタメン出場。得意のドリブルで持ち込み、何度もチャンスを作った。一進一退の攻防のまま、スコアレスで迎えた延長戦開始早々の3分、ペナルティーエリア内左から鋭いカットインでゴール前に入り込むと、これを奪い取るかように途中出場のFWイ・スンウ(ヴェローナ)が左足シュート。豪快にゴールネットを揺らし、1-0と先制点を奪った。
さらに、延長前半11分、左FKでキッカーを務めたソン・フンミンのキックを、ファーサイドでFWファン・ヒチャン(ハンブルガーSC)が頭で合わせて追加点。決定的な2点目を挙げた。延長後半10分に日本に1点を返されたものの、そのまま逃げ切って2-1で勝利。韓国は120分に及ぶ延長戦を制し、2大会連続の金メダルを獲得した。
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