韓国、“120分の死闘”を制してアジア大会2連覇 宿敵・日本撃破で兵役免除を勝ち獲る
延長前半3分、11分に失点して万事休す
一進一退の攻防が続くなか、DF立田悠悟(清水エスパルス)に対するファン・ウィジョの後方タックルに森保監督がレフリーに抗議する場面もあるなど、日韓戦らしいヒートアップは時間を経るにつれて増えた。
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そしてスコアレスで迎えた延長戦開始早々の3分、若き日本は韓国のダブルエースの力を思い知ることになる。ペナルティーエリア内左に入り込んだソン・フンミンは鋭いカットインからゴール前中央に入り込む。これを奪い取るかように途中出場のFWイ・スンウ(ヴェローナ)が左足シュート。小島の必死のセーブも届かずゴールネットが揺れ、0-1と先制点を許した。
痛恨の一撃を浴びた日本に再び韓国の牙が襲いかかったのは同11分だった。韓国の左FKでキッカーを務めたソン・フンミンのキックを、ファーサイドでファン・ヒチャンに頭で合わせられ追加点。決定的な2失点目を喫した。
日本は延長後半10分に上田のゴールで1点を返したものの、半月で7試合を闘う超ハードスケジュールもあって最後は足が止まり宿敵に同大会連覇を許す結末となった。しかし、2年後の東京五輪に向けて、激戦を経たうえでの銀メダルは収穫と悔しさを同時に得たとして前を向くべきだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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