前園氏、東アジア杯は男女V予想 外しても「変わらないから」丸刈りなし!?

江戸川大で特別講義、若者に熱弁「失敗しても、やり直すチャンスはある」

 サッカー元日本代表の前園真聖氏は1日、千葉県流山市の江戸川大学で、来年度から社会学部現代社会学科に開設されるレジャー・スポーツ・マネジメントコースのオープンキャンパス特別イベントに参加し、講義を行った。
 拍手喝采の中、高校生を中心とした150人の受講者の前に姿を現した前園氏は、1996年のアトランタ五輪でブラジル代表を撃破した「マイアミの奇跡」の秘話などを披露。最終的に予選リーグ突破はならなかったものの、「(初戦の)ブラジル戦のことばかり言われますが、2戦目(ナイジェリア戦)を落として、そこからチームを立て直して3戦目(ハンガリー戦)に勝ったことが一番大事だったと思っています」と振り返った。
 また、ブラジル(1998~99年)でプレーした経験を踏まえ「与えられたことをしっかりやるのは日本人のいいところですけど、与えすぎずにやることも大切。自分で考えることが日本の育成年代に必要だと思います」と、自身のサッカー論を明かした。
「海外に旅行に行って、言葉が分からないと、何となくお茶を濁して終わりにすれば済みます。でも、海外で2年くらい生活すると、逃げられなくなってくる。積極的に飛び込んでいくことも大切です」
 サッカーに限らず、人生観についても熱く語った前園氏。自身がお酒で失敗した経験も振り返り、「41歳になって失敗して、たくさんの方に支えられている。失敗してもそこで逃げず、下を向かず、人生は続くので、やり直すチャンスはあります。強い心を持ってほしい。夢中になって頑張れる何かを探してください」と熱弁をふるった。

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