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チリ代表FWサンチェス、日本戦“メンバー外”の理由 指揮官が明言「マンUが要望」
今季コンディション調整に苦戦 「アジアへの移動は消耗する」との判断で招集せず
チリ代表のレイナルド・ルエダ監督は、現地時間30日に国際親善試合の日本戦と韓国戦に臨むメンバー24人を発表。そのなかにFWアレクシス・サンチェスの名前がなかったが、所属先のマンチェスター・ユナイテッドの要望により今回はメンバーから外れたことが分かった。
日本は9月7日に札幌で行われるキリンチャレンジカップ2018でチリと対戦。しかし、チリ代表最多39ゴールを誇るサンチェスは今回の招集メンバーに名を連ねていない。
米スポーツ専門テレビ局「ESPN」によれば、ルエダ監督は記者会見で「アレクシス・サンチェスの不選出は、クラブ側がこの複雑な時期に彼を必要としていること、さらに筋肉の損傷を考えてのことが理由だ」とコメント。FWニコラス・カスティージョ(ベンフィカ)についても同様だとし、「彼らの回復を後退させたくない。アジアへの移動は消耗するということもある」と述べた。
サンチェスは現在、所属するユナイテッドでコンディション調整に苦しんでおり、2-3で敗れた19日の第2節ブライトン戦では「ちょっとした問題」によりベンチ外に。続く27日の第3節トットナム戦には途中から出場したが、ゴールを挙げることができず、チームは0-3で完敗した。
ルエダ監督は「この決定はマンチェスター・ユナイテッドのメディカルスタッフの要望によるものだ。アレクシスは回復しつつあるが、アジア遠征に伴うあれこれを考えると、彼が親善試合に参加しない方がいいという提案を受けた。それを尊重し、また、アレクシスの状態も踏まえ、我々は今回彼を招集しないことにした」と話した。
なお、今夏バイエルンからバルセロナに移籍したMFアルトゥーロ・ビダルはリストに名を連ねており、来日の予定。チリ代表は日本戦の後、11日に韓国で親善試合を行う。
(FOOTBALL ZONE編集部)