もはや芸術! ボカのコロンビア代表MFが“本家級パネンカ”で海外脱帽「並外れたPK」
カルドナがチップキックで相手GKを欺くお手本級の“パネンカ”披露
ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)は現地時間30日、南米大陸王者を決めるコパ・リベルタドーレスでリベルタ(パラグアイ)と対戦して4-2で勝利を収めた。ペルーメディア「Depor.com」は、ボカの4点目を「並外れたPK」と称賛している。
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点の取り合いとなった一戦で、ボカは後半30分に元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスがゴールを挙げて3-2と勝ち越しに成功した。そして、その5分後、コロンビア代表MFエドウィン・カルドナがPKからダメ押しゴールを奪って勝利を決定づけたが、この一撃があまりにも美しかった。
主審が笛を鳴らすと、カルドナは勢いよく助走に入った。つられた相手GKはゴール左へと飛んだが、それを見透かすようにチップキックでボールをふわりと浮かせる。ゆったりとした軌道のループシュートは、無人のゴール中央へとそのまま吸い込まれた。
1976年の欧州選手権決勝で、当時のチェコ・スロバキア代表だったアントニーン・パネンカ氏が、同様のPKを決めたことからチップキックでのPKは“パネンカ”と呼ばれている。2006年のドイツ・ワールドカップ(W杯)決勝で当時のフランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏が見せたPKもパネンカとして有名だが、カルドナが決めたPKもそのお手本とも言える完璧な出来だった。
記事では「パネンカ炸裂! カルドナの並外れたPK」と紹介し、「完璧なパネンカでボールを蹴り込んだカルドナのワンタッチは一級品の片鱗を見せるのに十分なものだった」と、その出来栄えを称賛した。
カルドナは問題行動も多く、惜しくも最終選考で落選してロシアW杯のピッチに立つことはできなかったが、アルゼンチンの名門で確かな技術を披露して見せた。