バルセロナ、移籍市場最終日は「静観」の構え ポグバ獲得は「“次の2回”に持ち越し」
クラブは戦力は十分と判断 ポグバ、デ・ヨング、ラビオは来夏までの獲得を目指す
スペインの強豪バルセロナは、移籍市場の最終日となる現地時間31日は補強せず、静観する方針を固めたという。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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バルセロナは今夏の移籍市場でチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルら4選手を獲得。昨季限りでJ1ヴィッセル神戸に移籍した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが退団したが、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの前線は健在で、戦力は十分だと判断しているという。
マンチェスター・ユナイテッドのフランス代表MFポール・ポグバの獲得に動くという報道は根強かったが、その獲得は「次の2回の移籍市場に持ち越し」のようだ。昨季にブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョを冬の移籍市場で獲得したのと同様に、ポグバもまた半年後の獲得を目指す対象にあるという。
それに加え、オランダの名門アヤックスのオランダ人MFフレンキー・デ・ヨングと、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表MFアドリアン・ラビオもまた今後2回の移籍市場で獲得を目指す存在だという。ラビオは今季限りでPSGとの契約が満了となり、イタリア王者ユベントスなどとの競合も予想される。
今季からプレミアリーグとセリエAが開幕前に移籍市場が終了する日程に変更されたため、例年と比較して最終日の劇的な動きは減る見込み。そのなかでも資金力とビッグネーム獲得の力を持つバルセロナが静観を決めたことで、移籍市場の最終日の動向に影響をもたらすかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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