マンUのモウリーニョ監督が崖っぷち 開幕3試合で2敗…英紙「解任まであと1敗」
開幕3試合で2敗は1992-93シーズン以来のクラブワーストタイ記録
マンチェスター・ユナイテッドは今季、開幕3試合で2敗(1勝)を喫し、プレミアリーグ初年度の1992-93シーズン以来となる最悪のスタートとなった。英紙「デイリー・メール」は「解任まであと1敗」と報じ、次節バーンリー戦の結果次第でジョゼ・モウリーニョ監督が解任される可能性があると報じた。
レスター・シティとの開幕戦に2-1で勝利したユナイテッドだが、その後は2試合連続3失点を喫する不安定な守備が露呈し、ブライトン(2-3)とトットナム(0-3)に連敗。トットナム戦の0-3という結果は、モウリーニョ監督のキャリアを通じてホーム最多得点差での敗戦となった。
また、ユナイテッドが開幕から3試合で2敗を喫したのは1992-93シーズン以来のクラブワーストタイ記録。この不振によってモウリーニョ監督には逆風が吹いている。
トットナム戦後の記者会見では批判の声が上がっていることに対して不満を示し、記者陣に向かって「Respect(敬意を払え)」と連呼しながら会場を足早に立ち去るなど苛立った様子を見せていた。
英公共放送「BBC」などでは、ユナイテッドの首脳陣はモウリーニョ監督への信頼を失っていないと報じられた。ユナイテッドOBで、現在は解説者のギャリー・ネビル氏もモウリーニョ監督の続投を支持している。
しかし、「デイリー・メール」紙は「ジョゼ・モウリーニョ、解任まであと1敗」と見出しを打ち、ポルトガル人指揮官が崖っぷちに立たされているとレポートしている。
記事によれば、9月2日に予定されている次節の敵地バーンリー戦に敗れれば、モウリーニョ監督が更迭される可能性があるという。
ユナイテッドでも“3季目のジンクス”に悩まされるのか。“スペシャル・ワン”ことモウリーニョ監督の進退問題に注目が集まっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)