「ハリルホジッチ監督だったら…」 中島翔哉、無念のロシアW杯メンバー落選を回想
W杯を逃した現実を自分のなかで消化し、「もう全く気にしていない」
ポルトガル1部ポルティモネンセの日本代表MF中島翔哉は、今年3月にA代表デビューを果たすも、目標としていたロシア・ワールドカップ(W杯)出場は果たせなかった。海外挑戦2年目を迎えた24歳のアタッカーは、「Omnisport」のインタビューで、「ハリルホジッチ監督だったら(ロシアW杯に)行ける可能性は西野監督よりも高かったと思う」と自身の見解を述べている。
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中島は2017年8月にFC東京からポルティモネンセへの期限付き移籍が決定。1年目からレギュラーとして29試合に出場し、10得点12アシストの好成績を残した。今年3月の欧州遠征ではバヒド・ハリルホジッチ前監督から初招集を受け、同24日のマリ戦(1-1)では敗戦目前に追い込まれたチームの窮地をデビュー戦初ゴールで救った。
個の力で打開できる能力はハリルホジッチ前監督からも評価されたが、4月に指揮官は解任され、西野朗新監督が誕生。より「ポリバレント」な選手を重視する選考の結果、最終的にロシアW杯の日本代表メンバー23人入りから漏れることになった。
「ハリルホジッチ監督だったら、(ロシアW杯に)行ける可能性は西野監督よりも高かったと思う」
中島はインタビューで率直な意見を口にしつつも、「ただそれはもう全く気にしていなくて、代表を外れた時も気にしなかった」とすでに前を向いて進んでいることを強調。「本当にすごくゆっくりした時間のなかで過ごすことができたので良かった」とポジティブに捉えているという。
ポルティモネンセ2年目の今季も開幕から3試合連続でスタメン出場中。30日に発表される9月のキリンチャレンジカップの代表メンバーに選出されるか注目が集まる。