サラーがエジプトサッカー協会に激怒 肖像権侵害&問い合わせ無視は「普通じゃない」
サラーのスポンサーとライバルの企業と契約 代表でのプレーを拒否する可能性も…
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは、ワールドクラスのスーパースターにして、紳士としても知られる。しかし、そんな名手が、エジプトサッカー協会の常軌を逸した行動に怒りを爆発させている。
「フットボール協会が選手の問題を解決し、平穏をもたらすのが通常だ。しかし、実際には全く逆のことが起きている。私のメッセージと弁護士の文書が無視されるなんて普通じゃない。なぜ全てこうなのだ。我々に返信する時間もないのか!?」
サラーは自身の公式ツイッターに怒りのメッセージを投稿した。対立の理由は肖像権問題だ。すでにサラーは携帯電話大手ボーダフォンとスポンサー契約を結んでいたが、エジプトサッカー協会の首脳陣はサラーの肖像権を餌にライバル企業と契約を結んでしまった。
スペイン紙「AS」もエジプトが誇るスーパースターと協会の対立を特集。協会の傍若無人ぶりに嫌気が差したサラーは、代表でのプレーを拒否する可能性も浮上しているという。
アフリカ・ネーションズカップ予選ニジェール戦が9月に待っているエジプト代表。協会側の営利優先主義により、最大のスターを失ってしまうのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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