モウリーニョがホーム大敗でヒートアップ 怒りの会見退席で「リスペクト!」5連発
トットナムに0-3完敗 26年ぶりの苦しい船出に怒れるモウリーニョ「努力するしかないんだ」
マンチェスター・ユナイテッドは27日に行われたプレミアリーグ第3節の本拠地トットナム戦で、0-3という屈辱的な大敗を喫した。開幕3戦で2敗というのは、1992年シーズン以来の苦しい船出となった。だが、ジョゼ・モウリーニョ監督は、試合後の記者会見で激怒して「私に敬意を払え!」と5度吐き出して会見を打ち切った。
プレミアリーグの優勝を争うライバルに本拠地で負け、指揮官は試合後の記者会見で突如怒りを爆発させた。後半39分にトットナムのFWルーカス・モウラがこの日2点目を決めると、心折れ、家路に着くユナイテッドサポーターの姿が目立った。記者会見でそれを問われると、モウリーニョ監督に突然火が点いた。
「我々は昨季セビージャでブーイングをされた。我々はブーイングに相応しかった。なぜなら我々は良くなかった。十分に危険ではなかった。セビージャが勝利に相応しかった。ブーイングに値したのだ。今日はホームで0-3と敗北した後、拍手を受けた。なぜか。それは彼らが相応しかったからだ。努力して、努力して、努力するしかないんだ」
3月14日の昨季UEFAチャンピオンズリーグ16強でセビージャに1-2で敗退した後、サポーターからブーイングを浴びた過去を振り返った。「努力」という言葉を繰り返して逆襲を誓ったが、そこからさらにヒートアップした。