ニューカッスルFW、守備的戦術へ非難殺到で反論 「それでもチャンスは作っていた」

ニューカッスルFWロンドン【写真:Getty Images】
ニューカッスルFWロンドン【写真:Getty Images】

1トップで先発出場した新加入ロンドンが意地の主張「前半45分は良いプレーをしていた」

 日本代表FW武藤嘉紀が所属するニューカッスルは、現地時間26日に本拠地でチェルシーと対戦して1-2で敗れた。5バックの守備的戦術を採ったラファエル・ベニテス監督のチームは批判を浴びているが、1トップで先発したベネズエラ代表FWサロモン・ロンドンは「それでもチャンスは作っていた」と反論している。英紙「テレグラフ」が報じた。

 5-4-1システムで試合に臨んだニューカスルは、前半を0-0で凌いだものの、後半にPKとセットプレーからの二次攻撃で失点して敗北。開幕から3試合白星なし(1分2敗)という苦しいシーズンの立ち上がりとなった。

 ボール支配率はチェルシーが81.09%を記録し、ニューカッスルはわずか約19%しかボールを保持できなかった。記事によれば、このチェルシーの一方的なボール保持率の高さは、2003-04シーズン以降ではリーグ歴代2位の記録だったという。

 英衛星放送「スカイ・スポーツ」で解説を務める元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏は、「恥ずべきこと」と本拠地での超守備的戦術に苦言を呈した。しかし、こうした批判の声に反論したのが1トップで加入後初先発を飾ったロンドンだった。

「たしかに僕らは守備的にプレーし、ポゼッションは彼らが81%を記録した。でも、それでもチャンスは作っていただろう。PKを与えて試合には負けたけど、特に前半45分は良いプレーをしていたよ」

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