チェルシーの元ブラジル代表が認めたコンテ前監督との不仲説 「監督が残ったら退団していた」
ピッチに立つ喜びを噛みしめるダビド・ルイスが昨季の冷遇を吐露
チェルシーの元ブラジル代表DFダビド・ルイスは、昨季まで指揮を執ったアントニオ・コンテ前監督に冷遇され、クラブでの出場機会を失っていた。だが、今季はマウリツィオ・サッリ新監督の下で開幕戦から先発の座をつかむと、チームの勝利にも貢献している。ルイスは、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューで、もし監督が変わらなければ「退団していたかもしれない」と吐露した。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が伝えている。
気持ちも新たに再出発を果たしたルイスは、「だんだん歳をとっているから、フレッシュなスタートを実感する必要があると思うんだ。昨シーズンはピッチに立てず、決してベストではなかったね」と語り、「サッカーをプレーできるのは素晴らしいことだよ。本当に嬉しい」と、ピッチに立てる喜びを噛みしめた。
その一方で、ピッチに立てない間にも、多くのことを学んだという。
「ピッチ外で人間として、男として、様々なことを学んだよ。時には我慢強くならなければいけないし、身体をケアしなければならない。将来良くなるために、外側から学ぶ必要もある」
結果的には、冷遇を受けた昨季は良い経験となったようだが、ルイスは「もし、あの監督が残ったら、知っての通り移籍していたかもしれない。今はここにいられて、とてもハッピーだ」と、コンテ前監督との不仲説を認めている。
サッリ新監督の下で心機一転のルイスはプレーできる喜びに満ちており、溜まっていた鬱憤を晴らすかのように闘志を燃やしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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