ロシアW杯MVPモドリッチに危機? レアルでの先発落ちを現地紙が示唆する理由は?

レアル・マドリードMFモドリッチ【写真:Getty Images】
レアル・マドリードMFモドリッチ【写真:Getty Images】

ロペテギ新監督が採用する4-3-3システムにより中盤の争いが激化

 レアル・マドリードのクロアチア代表MFルカ・モドリッチは、今季ここまでリーグ戦2試合で出番がない。スペイン紙「マルカ」は今季先発落ちの可能性を指摘している。

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 長年にわたってレアルの司令塔として君臨してきたモドリッチは、ロシア・ワールドカップ(W杯)でクロアチア代表を同国史上初の準優勝に導き、大会MVPに選出。20日に発表されたUEFA欧州最優秀選手賞の最終候補3名にもノミネートされている。

 充実の一年を過ごしているモドリッチだが、今季は控えに回る可能性があるという。記事では、「モドリッチはポジションを取り戻す必要がある」と取り上げ、W杯休暇で合流が出遅れたモドリッチには激しいポジション争いが待ち受けていると指摘している。

「ロペテギは4-3-3のシステムを導入しており、クロースとイスコは当確だ。3つ目の椅子をカゼミーロと争うことになる」

 前任のジネディーヌ・ジダン前監督は4-4-2システムを採用し、中盤に4枚のMFを置く戦術だった。しかし、フレン・ロペテギ新監督は前線で3トップを形成する分、中盤を一枚減らしており、ポジション争いの激化がモドリッチの先発落ちにつながると指摘している。実際、26日のジローナ戦を含めてリーグ戦開幕2試合はベンチスタートで出番を得られていない。

 今夏にインテル移籍の噂が浮上したモドリッチだが、残留は決定的。ただ、仮にポジション争いで後手を踏み続ければ、今冬の移籍市場で退団するシナリオも現実味を帯びてくるかもしれない。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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