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トルコに猛者集結、ドイツ代表ストライカー移籍決定! 次は長友か
マリオ・ゴメスがベシクタシュ移籍決定
フィオレンティーナのドイツ代表FWマリオ・ゴメスが、トルコの強豪ベシクタシュに移籍することが正式に発表された。バイエルン・ミュンヘン時代にはブンデスリーガで得点王を獲得するなど、「スーパーマリオ」の愛称で親しまれた。だが、イタリアの2シーズンでの成績はリーグ29試合出場で7ゴールと不振を極めた。ガラタサライに移籍したルーカス・ポドルスキと共に、ドイツ代表のストライカー2人はトルコで再起を図ることになる。
今季のトルコリーグには、欧州の猛者が次々と集結している。ガラタサライは、インテルDF長友佑都の獲得に動いており、代理人は「唯一の解決策」とも語っている。また、フェネルバルチェはオランダ代表FWロビン・ファン・ペルシーと、ポルトガル代表FWナニを獲得するなど積極補強を続けている。
一方、チーム屈指の高給取りだったゴメスを放出したフィオレンティーナは、後任を探している。補強の第一候補は昨季に期限付き移籍したACミランからローマに戻ったFWマッティア・デストロだが、獲得交渉は難航中。イタリア「スカイ・スポーツ」によれば、昨季後半に広州恒大から買い取りオプション付きの期限付き移籍でプレーした元イタリア代表FWアルベルト・ジラルディーノにを正式に獲得することも視野に入れているという。
一方で、同様に昨季後半にチェルシーからの期限付き移籍で加入したエジプト代表FWモハメド・サラーの処遇についても決着はついていない。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」によれば、フィオレンティーナはあらためて「サラーはフィオレンティーナとの契約下にある選手だ」という見解を表明。解決策を模索している最中にあるという。
一時はリバプールで不振の悪童FWマリオ・バロテッリの獲得へのうわさが流れたが、サポーターがホームスタジアムにバナーを掲出。即座に抗議と反対の意志を表明したことで立ち消えた。フィオレンティーナは、ミランと迎える開幕戦までに、ストライカー問題を解決することはできるのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images