武藤所属のニューカッスル、ベニテス監督が“疑惑のPK判定”に言及 「全てを変えた」
チェルシー戦、0-0で迎えた後半31分にシェアが相手選手を倒してしまいPK献上も…
日本代表FW武藤嘉紀が所属するニューカッスルは、現地時間26日にプレミアリーグ第3節で強豪チェルシーと本拠地で対戦した。1-2で敗れた試合後、ラファエル・ベニテス監督はチェルシーに与えられたPKが試合展開を変えたと振り返った。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
ニューカッスルは開幕2連勝スタートのチェルシー相手に5-4-1システムを敷き、初先発のベネズエラ代表FWサロモン・ロンドンを1トップに残して守備を固めた。前半を0-0で折り返したものの、後半30分を過ぎたところでついに試合の均衡を破られた。
チェルシーが左サイドから攻め込み、ラストパスを受けた左サイドバックのスペイン代表DFマルコス・アロンソがペナルティーエリアに侵入。マッチアップしたスイス代表DFファビアン・シェアが後ろからのタックルで倒してしまい、PKの判定となった。これをベルギー代表MFエデン・アザールが成功させた。
失点して前へ出ざるを得なくなったニューカッスルは、失点直後にPK献上のシェアに代えて武藤を投入した。後半38分にDFデアンドレ・イェドリンの右クロスをFWホセルが頭で合わせて同点に追いついたが、そのわずか5分後にはFKのこぼれ球から放ったアロンソの右足シュートがイェドリンに当たってゴールイン。チェルシーが2-1で接戦を制した。
試合後、ニューカッスルを率いたベニテス監督はPK判定への後悔を語っている。