乾貴士に強力ライバル? ベティスがバルサ“32億円MF”争奪戦に参戦と現地紙報道
ラフィーニャ獲得競争に名乗り、資金面ではベンフィカが有利か
日本代表MF乾貴士が今季から加入したベティスは、リーガ・エスパニョーラ開幕2試合で1分1敗と好スタートを切ることはできなかった。そのベティスはさらなる補強ターゲットをバルセロナの実力派MFラフィーニャに定めているが、ポルトガル屈指の名門であるベンフィカも獲得競争に名乗りを上げているようだ。スペイン紙「AS」が報じている。
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ベティスはキケ・セティエン監督がポゼッション重視のスタイルを標榜することもあり、中盤とアタッカー役の強化を図ろうとしている。白羽の矢が立っているのは中盤の人材が多士済々のバルサで、なかなか出番が回ってこないラフィーニャだ。ただし、バルサ側が完全移籍で放出する際の違約金の設定額を2500万ユーロ(約32億円)としており、補強予算が限られるベティスは期限付き移籍での獲得を模索している。
一方、この移籍金を積極的に出そうとしているのがベンフィカだ。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)プレーオフ、PAOK戦(第1戦は1-1、第2戦は現地時間29日)を勝ち抜いて出場権を獲得できれば、ラフィーニャ加入へと動き出すようだ。バルサ側としても人員整理をしたいため、交渉がスムーズに進む可能性はある。
3バックシステムで戦うベティスとしては、攻撃的な中盤やサイドを務められるラフィーニャは獲得しておきたい存在だが、思わぬ横槍が入る形となる。一方で乾にとっては同ポジションに強力なライバルが入るか否かといった状況になるが、果たして両クラブとラフィーニャの選択はどのような結末を迎えるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)