神戸MFイニエスタ、7人無力化の“魔法パス” 海外称賛も「メッシ、スアレス不在では…」
横浜FM戦、後半に鮮やかな浮き球パスも… 海外メディアはバルサとの違い指摘
26日に行われたJ1リーグ第24節、ヴィッセル神戸対横浜F・マリノスの一戦では、17歳MF久保建英のJ1初ゴールが大きな脚光を浴びた。神戸は本拠地で0-2と敗れたなか、フル出場した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが見せた“魔法パス”に海外メディアは注目。「鮮やかなパスが拡散している」と伝えた一方、「メッシ、スアレス、ラキティッチ不在では同じではない」と、前所属バルセロナとの違いを指摘している。
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この日話題をさらったのは、8月にFC東京から横浜FMに期限付き移籍した久保だった。初先発を飾ると、後半11分にハーフウェーライン付近でボールを受けると、ドリブルで持ち上がって右サイドへ展開。DF松原健からのクロスを正確なトラップで止めた久保は左足を振り抜いてJ1初ゴールを叩き込んだ。試合はその後に1点を追加した横浜FMが2-0で勝利している。
スペインの名門バルセロナの下部組織出身であるイニエスタと久保の対決としてもクローズアップされたが、この日は後者に軍配が上がった形だ。もっとも“先輩”も圧巻のスキルを見せた。
後半31分、横浜FM陣内の中央でボールを受けたイニエスタは、ダイレクトで相手最終ライン裏に10メートルの浮き球パスを送る。イニエスタの目の前に相手が二人、そして最終ラインでは5人がスペースを埋めていたが、1本のパスで無力化。巧みな飛び出しで相手GKと1対1になったFW長沢駿がアウトサイドでトラップし、ループシュートを放ったが惜しくも外れた。