「恥ずかしい」 武藤所属ニューカッスルの“ドン引きスタイル”、元英代表MFが酷評

開幕3試合を終えていまだ勝利のないニューカッスル【写真:Getty Images】
開幕3試合を終えていまだ勝利のないニューカッスル【写真:Getty Images】

本拠地でチェルシーに1-2敗戦 ボール支配率は衝撃の「18.9%対81.1%」

 日本代表FW武藤嘉紀の所属するニューカッスルは、現地時間26日に行われたプレミアリーグ第3節でチェルシーと本拠地で対戦し、1-2で敗れた。ラファエル・ベニテス監督は5バックの守備的な戦術を採用し、ボールポゼッションは18.9%と相手に圧倒的に主導権を握られた。ホームスタジアムでのあまりに消極的な戦い方に、現地解説者からは「恥ずかしいことだ」と苦言を呈されている。

 前半は守りを固めたニューカッスルがチェルシーの攻撃をシャットアウトし、スコアレスで折り返した。しかし、後半31分にスイス代表DFファビアン・シェアがペナルティーエリア内でDFマルコス・アロンソを倒してしまい、痛恨のPKを献上。これをベルギー代表MFエデン・アザールに決められた。

 ニューカッスルもシェアに代えて武藤を投入するなど攻撃的なカードを切り、同38分にFWホセルのヘディングシュートで同点としたが、その4分後にはDFデアンドレ・イェドリンのオウンゴールで勝ち越しを許した。

 ニューカッスルの守備的な戦いを、英衛星放送「スカイ・スポーツ」で解説を務める元イングランド代表MFジェイミー・レドナップ氏はネガティブに批判した。

「正直言って、私はあの戦術を受け入れられない。もしもスタンフォード・ブリッジ(チェルシーの本拠地)やエティハド(マンチェスター・シティの本拠地)で彼らと対戦するならば、どんな手段を使ってもいいだろう。しかし、ホームでは話が違う。(ニューカッスルの)ポゼッションのスタッツは恥ずべきものだね」

 プレミアリーグ公式によるスタッツで、ボールポゼッションはチェルシーが81.1%、ニューカッスルはわずか18.9%だった。

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