モドリッチ&クルトワは“サブ扱い”? レアル盤石の開幕2連勝も現地紙が采配に注目
ジローナに4-1と大勝、モドリッチは公式戦3試合連続のスタメン落ち
レアル・マドリードは現地時間26日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節ジローナ戦で、元フランス代表FWカリム・ベンゼマの2ゴールなど攻撃陣が爆発し4-1で大勝、開幕連勝スタートを飾った。その一方でロシア・ワールドカップ(W杯)MVPのクロアチア代表MFルカ・モドリッチが公式戦3試合連続のベンチスタート、そしてGKティボー・クルトワも控えとフレン・ロペテギ新監督の采配にも注目が集まっている。
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試合は前半16分にジローナのMFボルハ・ガルシアに先制点を許す展開となったものの、同38分にMFマルコ・アセンシオが獲得したPKをキャプテンのDFセルヒオ・ラモスが冷静に決めて同点に追いつく。後半6分にも再びアセンシオがPKを得ると、今度はベンゼマが決めて勝ち越しに成功した。
そして同14分にはGKケイラー・ナバスからのスローを受けたMFイスコがスルーパスを放つと、FWギャレス・ベイルが俊足をかっ飛ばして左足シュートを決める超高速カウンターで3点目。同35分にはベイルのクロスを合わせたベンゼマがこの日自身2点目を奪い、勝負あった。
ユベントスに去ったFWクリスティアーノ・ロナウドなしでも破壊力は健在、というところを見せつけたレアル。その一方で、ピッチに立つメンバーは少々意外なものだった。3点目のシーンで描写した通り、守護神はフロレンティーノ・ペレス会長の肝いりで獲得したクルトワではなくナバス。そして4-2-3-1システムを採用し、ダブルボランチはMFカゼミーロとMFトニ・クロース。モドリッチは後半32分、イスコに代わっての起用だった。
ロシアW杯での八面六臂の活躍で世界中を虜にしたモドリッチだが、スペイン紙「マルカ」によるとUEFAスーパーカップからリーガ2試合の公式戦3試合すべてベンチスタートの途中出場となっている。インテルへの移籍の噂が出たもののそれを否定して“レアル愛”を表明したモドリッチだが、ロペテギ監督の起用法はここまでサブ扱いとなっている。
果たして序列はこのままなのか、それとも――。クルトワとモドリッチの扱いは、今後も現地メディアの注目を集めることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)