アーセナルMFラムジー、契約延長交渉で“エジル式手法” 最終決定を1月まで延期へ
今季限りでアーセナルとの契約が切れるラムジー、同僚エジルと同じ戦略を採用か
アーセナルに所属するウェールズ代表MFアーロン・ラムジーの契約延長交渉がなかなか進まないなか、ラムジー側は最終決定を1月まで延期し、ドイツ代表MFメスト・エジルと同様の形を取ることに決めたようだ。英紙「デイリー・メール」が報じた。
アーセナルは現地時間25日にプレミアリーグ第3節でウェストハムと対戦。連敗スタートと苦しい状況のなか、スペイン代表DFナチョ・モンレアルやイングランド代表FWダニー・ウェルベックのゴールで3-1と勝利し、今季初勝利を収めた。
ウェストハム戦でトップ下からゲームを作ったラムジーは、2008年にアーセナルに加入。ノッティンガム・フォレストやカーディフへのレンタル移籍もありながら、今季は在籍通算11年目のシーズンに挑んでいる。
チームに残留させたい意向のあるアーセナルは今季で契約が切れるラムジーに対して契約延長交渉を進めているが、いまだ合意には達しておらず、ラムジー側は来年の初めまで決定を待つ可能性が高いとされている。
そこで浮かび上がってきたのが、昨季にエジルが行った戦略だ。ラムジーは今シーズンが終わるとフリーエージェントとなり、1月以降に他クラブのオファーを聞くことが可能で、それらを精査したうえで新クラブを選択可能になる。昨季、エジルがこのやり方で週給30万ポンド(約4290万円)の契約をアーセナルと結んでおり、ラムジーも待遇アップを求めて同様の手法を使うと見られている。
ウナイ・エメリ新監督はラムジーの残留を望んでおり、クラブに交渉を成功させるよう促すことは間違いない。果たして、ラムジーの契約延長交渉問題はどんな着地点を見出すのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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